加盟店のSVとなった
いまこそ、
「一緒に頑張る」という
スタンスが求められる。

#.01
営業本部
田代 華子Hanako Tashiro

法学部法律学科卒、2000年入社。京都府内の7店舗で、社員から副店長、店長のキャリアステップを踏む。HDC店舗賞も3回受賞。

学生アルバイトの頃から
「モスのSV」を目指していた

私はCSVとして東海・北陸エリアのなかで主に名古屋地区の加盟店24店舗を担当し、各店舗を回りながら、店舗のよりよい運営や、売上・利益UPのためのノウハウを提供していました。モスとの出会いは学生時代。自宅から自転車で通える場所にオープンした店舗で、アルバイトを始めたことがきっかけでした。その店舗は加盟店で、オーナーや店長が丁寧に指導してくれました。何より素敵だったのがチームワークです。学生の私にも任せるところは任せながら、みんなで一緒に頑張るという雰囲気がとても好きでした。そして、こういう素敵な方々ともっとたくさん出会うためには、「モスのSVになるのが一番だ」と思ったのです。その夢は、入社10年目に現実のものとなりました。SVの役割は、さまざまな地域のオーナー、店長、キャストさん…たくさんの人と接しながら、エリアを盛りあげていくことです。

店長時代、
みんなで頑張る店舗をつくり、
HDC審査で店舗賞受賞

先頭に立ってみんなをグイグイ引っ張るのでもなく、後ろに回って背中を押すのでもなく、横に並んで一緒に頑張る。私は店長時代もそのスタンスで店舗運営にあたっていました。仕事で悩んでいるキャストさんがいたら、自分から声をかけてとことん話し込む。掃除のときは一緒に床を磨いて「ほら、きれいになると気持ちいいでしょう?」と結果を見せてあげる。そうやってみんなで頑張る店舗づくりに取り組んでいたら、モスのHDC審査(※)で支部の店舗賞に2回、全国の店舗賞に1回選ばれたのです。実はその掃除の仕方は、モスバーガー共栄会(モスの加盟店会)の集まりにこまめに顔を出し、オーナーの方々から教えていただいたものでした。振り返ってみると、学生時代だけではなく、モスの社員になってからも、私は加盟店からたくさんのことを学んでいたのです。
※HDC審査…モスバーガーでは「H(ホスピタリティ:心のこもったおもてなし)」「D(デリシャス:安全で高品質なおいしい商品の提供)」「C(クレンリネス:磨き上げられた清潔なお店)」の3指標について総合審査を実施

地域を愛するオーナーの
ビジネスパートナーとして

一緒に頑張るというスタンスは、加盟店のSVにこそ求められるものだと思います。加盟店はビジネスパートナーですから、一方的に要望を出すわけにはいきません。店舗運営、売上…その店舗のオーナーや店長がどんなことに悩んでいるか、現状をしっかり把握したうえでアドバイスをします。たとえば、人材について悩んでいたら、私からキャストさんにどんどん声をかけてみせ、「ほうっておかないこと」の大切さを行動で伝えます。2017年9月、期間限定で“名古屋海老フライバーガー”が発売されたとき。その地域を愛し、そこに店舗を構えたオーナーの皆さんは、地域を代表するメニューが生まれたことを本当に喜んでくれました。そんな姿を間近で見ながら、一緒に地域を盛りあげられるSVという仕事に、私はとてもやりがいを感じました。

(※取材当時)